私の「春野」という名字と、彼の「陽飛」という名前。 まるで──寒い冬に、2人だけの小さな春の陽だまりが出来たみたい。 そんなことを考えて、自分で恥ずかしくなる。 だけど、言葉はなくても彼の背中から伝わる優しい温度が、私の震えをそっと止めてくれた。