生活保護の彼女とパチンカスの俺

精神科

「先生、障害年金二級の診断書書いてください」
「働けるだろダメだ。それに障害年金をローンの支払いに充てるのはやめろ」
井出口聡太45歳は、鞍馬瑠美35歳に今日の、精神科の診察のグチをこぼしている。瑠美は二十歳の時から生活保護で暮らしている。病名は統合失調症。趣味はパチンコ。聡太は障害厚生年金3級ぱち歴21年。「瑠美、昨日は荒れてたなあ」
「おかげで出入り禁止だよ」
瑠美は、パチンコは命だ稼ぐためにあるという心の持ち主である。ヒステリーが突然。パチンコ屋で始まる。昨日もそうだった。パチンコ海物語の100パーリーチで外れたのに腹を立てた。パチンコの玉をホールにばら撒いた。そして、コーラの残りをパチンコ台に。すかさず出入り禁止を食らったのだ。