水族館ではしゃぐ花音。蓮くんと手をつないで歩く後ろ姿。三人で食べたお弁当。そして、優しい表情で花音を見つめる課長の姿。
「たくさん撮った写真を見ながら、楽しかったなぁって思っているうちに、ついそのままうとうと……」
説明する声がどんどん小さくなっていく。
そんな理由で体調を崩し、迷惑をかけてしまったことが申し訳ない。
そう思っていると、課長はふっと表情を緩めた。
「君はしっかりしているように見えて、妙なところで抜けているよな」
「すみません……」
穴があったら入りたい。そんな気持ちでうなだれていると、課長が「いや」とつぶやいた。
「そういうところもかわいい」
その言葉に、思考が止まる。
え。かわいいって、なにが?
混乱しながらも、頬がじわじわと熱くなる。
固まった私に向かって、課長は「そうだ。一応伝えておくが」とまるで業務連絡でもするかのように口を開いた。
「俺は、君のことが好きだ」
課長はいつものように感情の見えない整った顔で、私を見つめてそう言った。
予想外の言葉に理解が追い付かず、「……え?」とつぶやくのが精いっぱいだった。
「たくさん撮った写真を見ながら、楽しかったなぁって思っているうちに、ついそのままうとうと……」
説明する声がどんどん小さくなっていく。
そんな理由で体調を崩し、迷惑をかけてしまったことが申し訳ない。
そう思っていると、課長はふっと表情を緩めた。
「君はしっかりしているように見えて、妙なところで抜けているよな」
「すみません……」
穴があったら入りたい。そんな気持ちでうなだれていると、課長が「いや」とつぶやいた。
「そういうところもかわいい」
その言葉に、思考が止まる。
え。かわいいって、なにが?
混乱しながらも、頬がじわじわと熱くなる。
固まった私に向かって、課長は「そうだ。一応伝えておくが」とまるで業務連絡でもするかのように口を開いた。
「俺は、君のことが好きだ」
課長はいつものように感情の見えない整った顔で、私を見つめてそう言った。
予想外の言葉に理解が追い付かず、「……え?」とつぶやくのが精いっぱいだった。



