同僚からリストを手渡され、中里が立ち上がる。
笑顔を作ってはいるけれど、呼吸が浅く苦しそうだった。
俺が声をかけようとした瞬間、中里の足がふらつき体が大きく傾いた。
「中里……!」
慌てて駆け寄り彼女の体を支える。掴んだ腕が、驚くほど熱かった。
顔をのぞきこむと、中里は苦し気に眉をひそめていた。意識がもうろうとしているようだ。
体調が悪いのに、必死に隠して仕事をしていたのか。気付けなかった自分に、苛立ちが込み上げる。
「中里さん、どうしたの!?」
「大丈夫ですか?」
心配する周囲の社員たちに「熱がある」と短く告げる。
「医務室に連れていく」
そう言って、周りの目を気にする余裕もなく、中里の体を抱き上げた。
笑顔を作ってはいるけれど、呼吸が浅く苦しそうだった。
俺が声をかけようとした瞬間、中里の足がふらつき体が大きく傾いた。
「中里……!」
慌てて駆け寄り彼女の体を支える。掴んだ腕が、驚くほど熱かった。
顔をのぞきこむと、中里は苦し気に眉をひそめていた。意識がもうろうとしているようだ。
体調が悪いのに、必死に隠して仕事をしていたのか。気付けなかった自分に、苛立ちが込み上げる。
「中里さん、どうしたの!?」
「大丈夫ですか?」
心配する周囲の社員たちに「熱がある」と短く告げる。
「医務室に連れていく」
そう言って、周りの目を気にする余裕もなく、中里の体を抱き上げた。



