雪 積もりて 迎えた夜明け 日を射返す その白のまばゆさは 神々しい程に 気高く 人の慢心など 易々と見透かしそうで 私は ただ自信なく俯いて 身動き一つ とれないで 溶け行く雪の様を じっと見つめるうちに 知らず知らずに 頑なな心 水へと戻り 大地へと染み入るようで ―― これで優しくなれる 消え行く不安に 生まれ来る 安らぎに ―― そうだ きっと、ここが始まり 【雪どけ】