アーリアとライカンは、皇女と護衛騎士の関係だった。アーリアが12歳を迎えた年、6歳上のライカンがアーリアの護衛騎士になった。以来5年間、護衛騎士を務めたが、ライカンは急に護衛騎士を辞してしまった。
そうしてアーリアがライカンと再会したのが1年前。アーリアが成人した20歳の時だ。
アーリアはライカンに再会できて嬉しかったのに、ライカンはアーリアにニコリとも微笑わなくなっていた。
その半年後、皇帝がアーリアとライカンの婚約を決めた。
喜んだアーリアだったが、ライカンの気持ちを考えると手放しでは喜べなかった。
(きっと、ライカンはわたくしの事が嫌いだから)
嫌いな相手と婚姻を結ぶなど、誰にとっても願い下げだ。それでもアーリアはライカンにしてあげれる事がある。何と言っても、アーリアは皇女だ。皇女が公爵家に嫁げば、皇室との関係が強固になり、ライカンにとっては喜ばしいことなはずなのだ。
(結婚したら、なるべくライカンとは会わないようにしなければ。すれ違うたびに睨まれるし、避ける程だもの)
アーリアだって、初恋の人にそんな態度を取られると辛い。日々のライカンの冷たい態度に、想う事を辞めねばと思うのだが、ライカンはアーリアにとって初恋の人物なのだ。すぐには割り切れない。
そうしてアーリアがライカンと再会したのが1年前。アーリアが成人した20歳の時だ。
アーリアはライカンに再会できて嬉しかったのに、ライカンはアーリアにニコリとも微笑わなくなっていた。
その半年後、皇帝がアーリアとライカンの婚約を決めた。
喜んだアーリアだったが、ライカンの気持ちを考えると手放しでは喜べなかった。
(きっと、ライカンはわたくしの事が嫌いだから)
嫌いな相手と婚姻を結ぶなど、誰にとっても願い下げだ。それでもアーリアはライカンにしてあげれる事がある。何と言っても、アーリアは皇女だ。皇女が公爵家に嫁げば、皇室との関係が強固になり、ライカンにとっては喜ばしいことなはずなのだ。
(結婚したら、なるべくライカンとは会わないようにしなければ。すれ違うたびに睨まれるし、避ける程だもの)
アーリアだって、初恋の人にそんな態度を取られると辛い。日々のライカンの冷たい態度に、想う事を辞めねばと思うのだが、ライカンはアーリアにとって初恋の人物なのだ。すぐには割り切れない。
