偽りのぶりっ子姫様は、生徒会に溺愛される。


「あ、そういえば2人とも、今日は15時からお客さんがいらっしゃるからね。」

と、母は突然そんなことを言ってきた。


「え、私はごめんけどパス〜!今日は葉暖のお家に泊まりに行くし。」

「あら!そうだったわね!お母さんすっかり忘れてたわ。」


テヘッと舌を出して自分の頭をコツンと叩く我が母。
……うん、あざとさ100点だ。



「俺は同席した方がいいの〜?」

「そうね〜、今日はお父さんもお仕事でいないし、月希と二人で対応しましょう!」

「うい〜」



うん、すごく軽い感じに決まっちゃってるけど、まぁ私の家はいつもこんな感じでゆるゆるだ。
お父さんも同席しなくてもいいなら、お母さんの近所のママ友とかだろうなぁ。



この時の私はまさか夢にも思っていなかったのだ。
あの時ちゃんと同席をしておけば良かったという後悔と、4月から始まる新学期から地獄を見る羽目になるなんて……。



「葉暖とのお泊まり楽しみすぎーーー!!!!」



能天気すぎるこの女の頭をひっぱたいてやりたいわい!!!!