偽りのぶりっ子姫様は、生徒会に溺愛される。


ーガチャー


「お母さんおはよう〜!今日も素晴らしい日になりそうだね!!」


「何バカなこと言ってんのよ、もうお昼過ぎよ。」


お母さんの呆れた顔を見つつ、リビングのソファーに座っているお兄ちゃんの元へ。



「にぃに、いつまでこっちにいるの?」

「なんだなんだ〜?桃萌はお兄ちゃんが家にいないと寂しいのか〜?そうなんだな〜?可愛い妹よ〜!!」

「べっ、べつに!!そんなこと言ってないでしょ!!」

「またまた〜〜!!!」


このニヤニヤと私のことを見ているのが、我が兄。
姫宮 月希(ひめみや るい)。大学2年生。

今は大学の近くのアパートに一人暮らしをしていて、現在は春休み中のため実家に帰省中というわけなのだ。

そして兄は、妹の私が認めるほどのとんでもねえイケメンさんである。
まぁ、性格が残念なのが傷だけど。



「で、いつまでお家にいるの?」

「とくに決めてはねえけど、3月いっぱいまではいるかな。」

「ふーん、あっそ。」

「おいおい、聞いといてその反応はねえだろ〜?ももちゃーん!!」

「うるさい!!シスコン!!!」


お兄ちゃんは私にシスコンと言われても、嫌な顔ひとつせず私の腕に絡んでくる。
もう!!暑苦しいんだからくっつかないでよね!!!