偽りのぶりっ子姫様は、生徒会に溺愛される。



えー、先ほど私があまりにも取り乱してしまったので、お母さんもびっくりしていた。


いや、なぜあんたがびっくりしているんだ?とにかく早く私に今のこの状況の説明をしてくれ、頼む。



「と、とりあえず桃萌も座りましょう?ちゃんとお母さんが説明するから。」

「う、うん。わかった。」



私はお母さんに言われるまま、有栖川 雅陽の前に腰をおろした。


なんであんたはさっきから、表情ひとつも変えないわけ?……ほんと、気分悪い。


「あのね、桃萌。またびっくりしちゃうかもしれないんだけどね?」

「もういいから早く話してよ。」

「そ、そう。わかったわ。じゃあ簡潔に言うわね。」


そう言ってお母さんは、一度私の顔を確認してから爆弾発言をした。




「今日から雅陽くんは、うちに1年間住むことになったのよ。」


と、お母さんは言った。



へぇ〜!だから私の家にいるのね!今日から1年間一緒に暮らすからかぁ。



……え?



’’今日から一緒にこの私の家で、有栖川 雅陽と一緒に暮らす?’’





「はああああああああああああああああ!!!!!?」




再び私の叫び声か家中に響き渡った。