まぁでもこちらとしてはありがたいけどね。そもそも葉暖以外の人と仲良くするつもりなんて最初からないし。まじで本気でクラスなんてどうでもいいし興味ない。
「ねね、桃萌!」
「ん?」
「あたし達のクラスに、有栖川 雅陽(ありすがわ みやび)もいるみたい!」
「ふーん。」
私がつまらなそうな反応をしたので、葉暖は少し驚いている。
「あれ?興味ない感じ?」
「全くね。」
有栖川 雅陽。有栖川財閥の御曹司で、この私立桜桃学院高等学校の生徒会副会長でもある。
なんで財閥の息子でもある彼が、この一般の学校にいるのかは不思議だけど、でもそれだけだ。
別に彼とは今後一切関わらないと思うし、本当に私には関係のないこと。
だけどその有栖川 雅陽と同じクラスになれた女たちは、目がハートになっている。
確かに財閥の息子だけあって顔はかっこいいだろう。でも、顔だけなら私のお兄ちゃんの方がイケメンだわ。
ブラコンではないけど、本当に私のお兄ちゃんの顔は特別なのだ!
おかげで私も美人だし。……遺伝最高!ありがとうっっ!!!


