偽りのぶりっ子姫様は、生徒会に溺愛される。


先にクラスを確認している葉暖の横で、私も自分の名前を探した。名前の順になっているから、この探す作業が地味に結構大変だったりする。
姫宮っては行だからほぼ中間地点じゃん?あーでも、それは葉暖も同じか。梨田でな行だし。



そんな文句を頭の中で言いつつも、確実に自分の名前を探していく。すると私の横にいた葉暖がぴょんぴょんと跳ね出した。……怖いって。



「あったあった〜!!!今年も桃萌と同じクラスだよーん!!!」



葉暖が指をさす方へ目を向けてみる。



【2年3組】

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梨田 葉暖
姫宮 桃萌
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ご丁寧に上下に私たちの名前があった。




「わぁーい!わぁーい!葉暖と前後なんてもも最高だよぉ!!!」



そう言いながら葉暖に抱きつく。急に抱きつかれた葉暖も最初は驚いていたけど、すぐに私の考えが伝わったみたいで。



「桃萌〜!かっわいい〜〜!!!」


と、みんなの前で小動物並によしよしとされた。
せっかく可愛くしたセットした髪が崩れたらどうしてくれんだと思いながらも、ここはグッと我慢した。