偽りのぶりっ子姫様は、生徒会に溺愛される。


その日から葉暖は私にベッタリで、宣言通り?私のわがままで決めた高校にも彼女はついてきてくれた。
本当にずっと私のそばにいてくれる。結局のところ甘えているのは私の方なのかもしれないね。



「桃萌?ずっと黙り込んでどうしたの?」

「…え?あ、あぁ。葉暖との出会いをちょっとね……思い出してたの。」

「ははっ!懐かしいね〜!!」



なんて、葉暖はにこにこ笑いながら上履きに履き替える。それを見て私も急いで履き替えた。


それから葉暖と一緒に新2年生のクラス表を見に行った。当たり前だけど人が多すぎて気分が悪くなりそう。



だが、私の姿を目に入れた生徒たちは一斉に退いてくれた。……なにこの団結力。まあでもこれで安心して自分のクラスが確認出来る。


「さっすが桃萌の力は偉大だね〜♪」



なんて、のんきに鼻歌なんか歌っている葉暖を見つつも……


「みんなぁ〜!桃萌のために道を開けてくれてありがとぉ♡♡」


と、私のぶりっ子も忘れずに。