私は、高橋薗。
友達が作れない。それが唯一の悩みだった。このことを言えるのは、幼馴染の凛音くらい。
もう2年にもなって友達が1人とか…恥ずかしい。
しかも、クラスの人が話しかけてくれなくなった。まあ…クラス替えがなかったし、話しかけられてもどうしても緊張してしまってそっけない態度をとってしまっていたようだ。
本当やだ、こんな自分がやだ。印象が変えられるなら変えたいけど…もう1年以上たっちゃたし、変えられないか。と諦めていた。というか自分の中で無理だって否定していた。
はあ、そろそろ帰るか。私は部活にも無所属ですることもなくぼーっとしたまま教室に残っていたのだ。
廊下を駆け出し始めた。そうすると隣の教室から声が聞こえてくる。
「ねえねえ知ってる?」
「もーリリカがそう言うことはみんな知ってるよー?」
「もーいいじゃん!話させてよー」
盗み聞きが良くないことは知っているけど、今回ばかりはなぜか聞きたくなってしまって、しかたなくひっそりと聞くことにした。
「1年A組の相談4人組!」
「流石にみんな知ってるでしょー」
「で、でも知らない情報あるかもしれないよー?」
そんなわけないじゃーんと笑っている。私は知らなかった。そうか、私はみんなにそんな情報を教えてくれるほど仲良い人がいないからか、凛音もそういうのが好きなタイプじゃないからか。少し、自分が悲しくなってきた。でも、相談4人組?もしかして、私の友達できないことも相談できる…?
でも1年生…。年下にこんな相談できるだろうか。さらなる情報を待つ。
「2人の女子と2人の男子で構成される、いろいろな相談に乗ってくれる人たち。
有名だけど相談する人がさほど増えたわけではない。らしい!」
「おい!それ誰でも知ってる情報だぞ!」
とリリカという人はチョップをかまされていた。そんなところは私は一瞬しか見ていない。
なぜかというと、私はまた駆け出したからだ。
(少しでも相談して…!安心、少しでもできるなら…!)
行かないと、行くしかない。頭にはそれしか浮かばなかった。
ついて、コンコンコンとドアをならしてから気づいた。
(あっ!もう、放課後だった。絶対いないじゃん…先生いたら恥ずかしいよ…)
「はーい!」
聞こえたのは透き通ったような綺麗な高い声だった。でも、先生っぽくはない気がした。
(…?誰だろ)
「もしかして、相談しにきた人?1回よっていきな?」
その優しい声に感動した。私はまだ挨拶もしていなかったのに、なんで話しかけてくれたのだろう。
「…おじゃまします…」
すごく小さな声で言った…聞こえたかもわからない。
「相談にきたんでしょ?話したいタイミングでいいから話しなよー」
と、ちょっと、いやかなり遊んでそうな男子が話しかけてくれた。でも不思議と落ち着ける声だった。
「え、えっと私、2年B組の高橋薗です。
あ、あの私友達が欲しいんですけど、全然作れなくて、1年生のとき話しかけられても緊張してそっけない態度をとっちゃって、そこから話しかけてもくれなくなって、欲しくても作れなくて、ずっと、ずっと困ってたんです。」
普段、話すことが少ないからとんでもなくカタコトになってしまった。これも嫌われる点だとはわかってはいるのだけど…こればっかりは経験を積まないと直せない。
「なーるほどね、友達ができなくて困ってると」
「はい」
「こればっかりは性格の問題だからねー、でも仕方ないよとは言いたくないしなー」
「___丈夫。________________________と思うよ」
「す、すいません。聞こえなかったのでもう一度話してもらえますか」
相手を不快にさせてしまったのではないかと不安になった。
「大丈夫。小学校で習ったよね、発達には個人差があるって。君は優しい。コミニケーション力はもう少し頑張らないとだけど、人のことを大切に思えるなら…クラスの決め事とかに積極的に参加すれば…みんなの君への思いは変わると思うよ。」
少し声を張り上げていってくれた。無愛想そうだったのでそこまで優しく教えてくれたのに驚いた。そんな偏見を持ったことを少し恥じた。
それと、内容だ。気持ちがとても落ち着いた。確かに発達には個人差があるもんね。それとこんなに暗い気持ちでいても苦しいだけだ。コミニケーションを避けるんじゃなくて、少しずつでもチャレンジしていこう。
友達が作れない。それが唯一の悩みだった。このことを言えるのは、幼馴染の凛音くらい。
もう2年にもなって友達が1人とか…恥ずかしい。
しかも、クラスの人が話しかけてくれなくなった。まあ…クラス替えがなかったし、話しかけられてもどうしても緊張してしまってそっけない態度をとってしまっていたようだ。
本当やだ、こんな自分がやだ。印象が変えられるなら変えたいけど…もう1年以上たっちゃたし、変えられないか。と諦めていた。というか自分の中で無理だって否定していた。
はあ、そろそろ帰るか。私は部活にも無所属ですることもなくぼーっとしたまま教室に残っていたのだ。
廊下を駆け出し始めた。そうすると隣の教室から声が聞こえてくる。
「ねえねえ知ってる?」
「もーリリカがそう言うことはみんな知ってるよー?」
「もーいいじゃん!話させてよー」
盗み聞きが良くないことは知っているけど、今回ばかりはなぜか聞きたくなってしまって、しかたなくひっそりと聞くことにした。
「1年A組の相談4人組!」
「流石にみんな知ってるでしょー」
「で、でも知らない情報あるかもしれないよー?」
そんなわけないじゃーんと笑っている。私は知らなかった。そうか、私はみんなにそんな情報を教えてくれるほど仲良い人がいないからか、凛音もそういうのが好きなタイプじゃないからか。少し、自分が悲しくなってきた。でも、相談4人組?もしかして、私の友達できないことも相談できる…?
でも1年生…。年下にこんな相談できるだろうか。さらなる情報を待つ。
「2人の女子と2人の男子で構成される、いろいろな相談に乗ってくれる人たち。
有名だけど相談する人がさほど増えたわけではない。らしい!」
「おい!それ誰でも知ってる情報だぞ!」
とリリカという人はチョップをかまされていた。そんなところは私は一瞬しか見ていない。
なぜかというと、私はまた駆け出したからだ。
(少しでも相談して…!安心、少しでもできるなら…!)
行かないと、行くしかない。頭にはそれしか浮かばなかった。
ついて、コンコンコンとドアをならしてから気づいた。
(あっ!もう、放課後だった。絶対いないじゃん…先生いたら恥ずかしいよ…)
「はーい!」
聞こえたのは透き通ったような綺麗な高い声だった。でも、先生っぽくはない気がした。
(…?誰だろ)
「もしかして、相談しにきた人?1回よっていきな?」
その優しい声に感動した。私はまだ挨拶もしていなかったのに、なんで話しかけてくれたのだろう。
「…おじゃまします…」
すごく小さな声で言った…聞こえたかもわからない。
「相談にきたんでしょ?話したいタイミングでいいから話しなよー」
と、ちょっと、いやかなり遊んでそうな男子が話しかけてくれた。でも不思議と落ち着ける声だった。
「え、えっと私、2年B組の高橋薗です。
あ、あの私友達が欲しいんですけど、全然作れなくて、1年生のとき話しかけられても緊張してそっけない態度をとっちゃって、そこから話しかけてもくれなくなって、欲しくても作れなくて、ずっと、ずっと困ってたんです。」
普段、話すことが少ないからとんでもなくカタコトになってしまった。これも嫌われる点だとはわかってはいるのだけど…こればっかりは経験を積まないと直せない。
「なーるほどね、友達ができなくて困ってると」
「はい」
「こればっかりは性格の問題だからねー、でも仕方ないよとは言いたくないしなー」
「___丈夫。________________________と思うよ」
「す、すいません。聞こえなかったのでもう一度話してもらえますか」
相手を不快にさせてしまったのではないかと不安になった。
「大丈夫。小学校で習ったよね、発達には個人差があるって。君は優しい。コミニケーション力はもう少し頑張らないとだけど、人のことを大切に思えるなら…クラスの決め事とかに積極的に参加すれば…みんなの君への思いは変わると思うよ。」
少し声を張り上げていってくれた。無愛想そうだったのでそこまで優しく教えてくれたのに驚いた。そんな偏見を持ったことを少し恥じた。
それと、内容だ。気持ちがとても落ち着いた。確かに発達には個人差があるもんね。それとこんなに暗い気持ちでいても苦しいだけだ。コミニケーションを避けるんじゃなくて、少しずつでもチャレンジしていこう。


