『いつからか、君が特別だった』


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湊side

今日は大学近くの公園でサークル活動の日。

集合場所に向かっていた俺は、遠くからでもすぐに彼女の姿を見つけた。

紗季ちゃん。
莉央ちゃんと楽しそうに話している。

「おはよう、紗季ちゃん」

「……あ、湊くん。おはよう」

俺に気づくと、紗季ちゃんがふわっと柔らかく笑った。

それだけで、胸の奥がじんわり温かくなる。

「今日、何撮る?」

「まだ決めてないの」

「じゃあ、また一緒に探す?」

「うん」


当たり前みたいに、隣を歩く。



紗季ちゃんと過ごす時間は居心地が良くて、俺はサークルに来ると無意識にいつも彼女を探していた。