私はキミと仲良くなりたい


それより、勉強の復習したほうがいいのにな。
と考えていると
「――次、二十二番」
あ、私の番だ。
さっさと自己紹介して帰ろう。
「二十二番氷室 雪乃です。読書と勉強が趣味。よろしくお願いします」
まあ、聞いている人なんていないだろうし……、と思っていたら
「あの、氷室グループのだよね……?」
「多分……。あの、新入生代表やってた」
「同じクラスだったんだ」
と、声が聞こえた。
まさか、注目を集めちゃうなんて。
うう、早く終わって。
そのとき、
「はいはい、次行くぞ。二十三番――」
よかった、助かった。
また、考え事をして時間をつぶしていると
「――次、最後。三十番」
あ、もう終わる。
最後の人だけ聞いておこう。