1.囲まれる
「氷室さん、三葉さん、あなたたち、仲良くしているそうね。家柄が釣り合わないんじゃない?身の程を知りなさい」
「氷室さんも、話しかけたりしないくせに、ちょっと話したから友達と勘違いして、調子乗らないでちょうだい」
大勢の女子に囲まれた。
後方には壁。
左右前方には人。
どうやら、逃げれそうにない。
せめて、若葉ちゃんだけでも、逃がして。
「聞いてる?ねえ、調子乗んなっつってんだよ」
「そうそう。ちょっとは頭を使いなさい」
聞いていればひどいことを。
私は慣れているからいい。
でも
「若葉ちゃんに、ひどいことを言わないで」
私にはいいから。
若葉ちゃんを傷つけたら許さない。
「へえ?度胸あんね。じゃ、こいつは見逃してあげる。そのかわりあんた、逃げんなよ」
「上等です。若葉ちゃんを逃がしてもらえるなら、代償として、逃げません」
若葉ちゃんを見ると、顔が青ざめている。
「氷室さん、三葉さん、あなたたち、仲良くしているそうね。家柄が釣り合わないんじゃない?身の程を知りなさい」
「氷室さんも、話しかけたりしないくせに、ちょっと話したから友達と勘違いして、調子乗らないでちょうだい」
大勢の女子に囲まれた。
後方には壁。
左右前方には人。
どうやら、逃げれそうにない。
せめて、若葉ちゃんだけでも、逃がして。
「聞いてる?ねえ、調子乗んなっつってんだよ」
「そうそう。ちょっとは頭を使いなさい」
聞いていればひどいことを。
私は慣れているからいい。
でも
「若葉ちゃんに、ひどいことを言わないで」
私にはいいから。
若葉ちゃんを傷つけたら許さない。
「へえ?度胸あんね。じゃ、こいつは見逃してあげる。そのかわりあんた、逃げんなよ」
「上等です。若葉ちゃんを逃がしてもらえるなら、代償として、逃げません」
若葉ちゃんを見ると、顔が青ざめている。
