春、ゆらり舞い散る花びらに最後の餞別を

―――深月、貴女は私になんて思っていたの。教えて。


「貴女は私にとって大切な人のような気がするんだ」


そんなことはない。深月は私を恨んでいるはず。


その声も何もかもが違う。これは誰なの、深月なの?


空は黒く雨が降っていた。神様は深月みたいな優しい人と私みたいな酷い人間が一緒にいたから罰を与えたんだね。


「深月さんは今、とても不安なはずなので一緒にいてあげてください」


また神様は罰を与える。罪から逃げようとした私に。


生徒会のグループLONEに『深月が起きた』とだけ送っておいた。