歩はふっとんだ。
「てめぇ!」
歩はすごい人相で桃を睨み続けている。
すると桃の目の前に人が倒れてきた。
見慣れた顔。
―…悟だ。
桃と実由は悟が負けるとこを
見たことがないため背筋を凍らして
悟を倒して幸太を見つめた。
幸太が言った。
「いやあ!悟だっけ?お前強いわあ!
お前のパンチまじきいたから!」
幸太はさっきまで怠慢をはっていたなんて
思えないほどの笑顔で言った。
「どおよ?歩のほうは?」
幸太は歩に聞く。
「こいつら2対1でかかったくんだよ。
礼儀なってねえよ。」
「だったらさー
実由ちゃんだっけ?君と歩が正式な
怠慢はんなよ!」
幸太が提案した。
「ぷっ!あたしがこんな1年に負けるわけないじゃん!」
歩は大声で言って笑いだす。
桃は予想していた。
実由がこの挑戦にのると―…
なぜなら実由は
「はいそれ受けてたつー!
1年だからってなめんなよ?!」
…負けず嫌いだから。


