「いいな。ルシウス。夜の勤務からは当分外そう。これは、命令だ。お前は不眠症を患うステラの睡眠確保のために、マッケンジー男爵邸へと通うように」
「……承知しました」
ルシウスは胸に手を当てて、エリック殿下の命令を了承した。
驚きすぎて何をいうべきかわからず私はこれは、とんでもないことになってしまった! と内心思った……けれど、眠れないと死んでしまうのは、間違いないことだった。
結婚前の男女二人が同衾するなんてと誰かに咎められても、どうか、お許しください。だって、眠れないと死んでしまいます。
これは、仕方ない。仕方ないこと。嫁入り先がなくなると言われても、命がないと、何処かへ嫁ぐことだって出来ない。
私の命を繋ぐためには……ルシウス様には申しわけないけれど、協力してもらうしかないのだわ
◇◆◇
ルシウス様がマッケンジー男爵邸へ夜来てくれて晴れて私は夜から朝まで健康的に眠れるようになり、これまでに食べられなかった食事も喉を通るようになった。
心配してくれていた両親などは、良かったとほっと安心して胸をなでおろしていたようだった。
「……承知しました」
ルシウスは胸に手を当てて、エリック殿下の命令を了承した。
驚きすぎて何をいうべきかわからず私はこれは、とんでもないことになってしまった! と内心思った……けれど、眠れないと死んでしまうのは、間違いないことだった。
結婚前の男女二人が同衾するなんてと誰かに咎められても、どうか、お許しください。だって、眠れないと死んでしまいます。
これは、仕方ない。仕方ないこと。嫁入り先がなくなると言われても、命がないと、何処かへ嫁ぐことだって出来ない。
私の命を繋ぐためには……ルシウス様には申しわけないけれど、協力してもらうしかないのだわ
◇◆◇
ルシウス様がマッケンジー男爵邸へ夜来てくれて晴れて私は夜から朝まで健康的に眠れるようになり、これまでに食べられなかった食事も喉を通るようになった。
心配してくれていた両親などは、良かったとほっと安心して胸をなでおろしていたようだった。



