「その……私。自分が不眠症になった理由を、探っていたら……魔女グレーテルに、たどり着きまして」
「……え? その、そうだったのですか……確かに、僕はグレーテルを逃がしました。調査の上で、彼女はただ捕らえられて、盗賊団から無理強いされていたと判明していたからです。ですが、それがステラ様にご迷惑をおかけしてしまうことになってとは……」
「それは、違うんです!」
魔女グレーテルを助けたことを悔いるようなルシウス様に、私は言葉を挟んだ。私にもよくわからないけれど、これが真相なのだから仕方ない。
「……グレーテルはルシウス様が助けてくれた、お礼のつもりだったらしいです」
「お礼……ですか?」
ルシウス様は不思議そうに言った。何を言い出したのかと思ったのだろう。どうして助けてくれたお礼が、私を不眠症に陥れてしまうのかと。
「ええ。私とルシウス様が、叔父のお葬式で会うことは、グレーテルには占術で見えていたそうです」
「ああ……確か、未来視ができたそうですね」
ルシウス様は何かを思い出すような表情で頷いた。
「……え? その、そうだったのですか……確かに、僕はグレーテルを逃がしました。調査の上で、彼女はただ捕らえられて、盗賊団から無理強いされていたと判明していたからです。ですが、それがステラ様にご迷惑をおかけしてしまうことになってとは……」
「それは、違うんです!」
魔女グレーテルを助けたことを悔いるようなルシウス様に、私は言葉を挟んだ。私にもよくわからないけれど、これが真相なのだから仕方ない。
「……グレーテルはルシウス様が助けてくれた、お礼のつもりだったらしいです」
「お礼……ですか?」
ルシウス様は不思議そうに言った。何を言い出したのかと思ったのだろう。どうして助けてくれたお礼が、私を不眠症に陥れてしまうのかと。
「ええ。私とルシウス様が、叔父のお葬式で会うことは、グレーテルには占術で見えていたそうです」
「ああ……確か、未来視ができたそうですね」
ルシウス様は何かを思い出すような表情で頷いた。



