calendar〜学校で大人気の週間男子達から溺愛されてます!?〜

抱き合って喜ぶ私たち。やっぱり高校生活、一番の親友と同じクラスになれたのは心強すぎる。

「……ん? ちょっと待って暦、A組の名簿、よく見て……」

瑚夏が引きつった声を出しながら、名簿の上のほうを指さした。

「え……?」

指された先を見ると、そこには——。

『火森炎、木原大樹……』

「ええええっ!? 火森君と木原君もA組……!?」

「マジかよ! 暦ちゃんもA組か! よろしくなー!」

後ろからド派手な赤髪の炎君と、元気よく手を振る大樹君がやってきた。

まさか7人のうち2人も同じクラスになるなんて……!

【1年B組】月城玉兎、白金煌
【1年C組】雨野水、日向陽、土屋陸

「……B組はあのクールな月城君と白金君でしょ? C組はふわふわ系と頼れるお兄さん組……なにこの奇跡的な分け方!?」

瑚夏が目を丸くして大騒ぎしている。

ふと見ると、B組の名簿の前を月城君が通り過ぎていくところだった。

眉ひとつ動かさずに冷淡な態度のまま、すっとB組の教室の方へ歩き去っていく。

(やっぱり、ものすごく冷たい人だな……)

徹底して無関心な彼の背中に、私は少しだけ圧倒されてしまう。