calendar〜学校で大人気の週間男子達から溺愛されてます!?〜

賑やかで楽しかったパーティーから一夜が明け、特別寮での初めての朝がやってきた。

「……ふわぁ、おはようございます……」

制服に着替えて1階のリビングへ降りていくと、そこにはすでに朝食の準備をしてくれている陸君の姿があった。

「あ、暦ちゃん。おはよう。昨日はよく眠れたかい?」

「うん! 陸君、おはよう! うわぁ、朝ごはんまで……ありがとう!」

テーブルには、ホテルに出てくるような綺麗な朝食が並べられている。

続々と降りてきたメンバー全員で賑やかに朝食を済ませ、私たちは揃って学校へと向かった。

(昨日までは全然違う世界の人たちだと思ってたのに……なんだか不思議な感じだな)

朝の爽やかな空気の中、学園の敷地に入ると、巨大な掲示板の前に大勢の生徒たちが集まっていた。

「あ! 暦〜っ! こっちこっち!」

群衆の中から手を振って駆け寄ってきたのは、親友の瑚夏だった。

「瑚夏! おはよう! クラス発表、もう見た?」

「今まさに見るところ! お願いだから暦と同じクラスになれますように……!」

祈るように手を合わせながら、2人で人込みをかき分けて張り出された名簿を見上げる。

1年A組の欄を上から順に辿っていくと——。

「あつ!! あったよ暦! 『周防暦』!!」

「本当だ……! やったぁぁ! 瑚夏と一緒のクラスだ〜!」