良かった本当に良かった。


私まで貰い泣きをしてしまった。



「一輝美憂は? 」



慌てる一輝、『ごめん鈴子さんとこに寄るの忘れた。』



「もう子供忘れてくるかな?」



『だって華の事が心配で慌ててしまってつい、』



もう一輝ったら信じられない。



「一輝華ちゃんイチャイチャはうちに帰ってからにしてね。」



やだそんなつもりじゃないのに。



「パパとママ超仲良しだよ。いつもチュしてるもん。」



夕顔今それはいらない。



一輝と二人で苦笑いするしかなかった。



『羨ましいなぁ。』



霧島さんがポツリと言った。



「父さん早く円香さんと結婚しなよ。」



『そうだな。円香結婚しよう! 』



円香さんの顔色が変わる。


「竜也さんプロポーズは二人だけの時にするものでしょう!」



そうだよ竜也さん。