幼なじみは狐の子。〜黒白王子の三角関係〜番外編


 
 


 
「面白そうだ、僕も行きます」


 律に電話すると、二つ返事で、美風と親衛隊との買い物に一緒に行く、と律は言った。


 当日日時計の広場で待ち合わせをして待っていると、律と栄と、美風が揃ってやって来た。


「新田さん、おはよう」


 美風が微笑んで言った。


「今日はあれだね、買い物日和。」

「恋、樋山さんとは話さない方が良いですよ。」


 律が小声で耳打ちした。


「親衛隊に妬かれます。樋山さんの分は、僕とお喋りしましょうよ。」

「あれね、親衛隊っていうのは、チームなのね。」


 栄がおっとり口を開いた。


「黒白男子を守っている偉いチームの方なのね。」

「姉さん、余計な事考えないでください。笑われますよ。」


 吹き出した美風に、律が言った。


 間もなく、親衛隊がやって来た。
 お洒落をしたうららの周りに、5、6人の親衛隊。
 うららが口を開いた。


「美風様!。今日もばっちり決まってます!」

「ありがとう。黄崎もね。」

「良かった来てくださって。新田恋、あんたも、来てくれて良かったよ。」

「黄崎さん……お洒落な子ね。お化粧もとっても上手。はじめまして、向井栄っていいます。」

「新星のお姉さん……白王子親衛隊長の黄崎うららです。よろしくお願いします!」


 黄崎さんは隣町のショッピングモールに行く、と言った。

 恋達は電車に乗ってショッピングモールへ向かった。