「解、恋!」 和室に入ると、宗介は恋を畳に置いて声を掛けた。 恋はその呪文を合図に人の姿に戻った。 ゴチン! 宗介は恋の頭にグーにした拳を落とすと、恋を睨みつけた。 「痛た……」 「ばかたれ!。この裏切り者!。毎回毎回お前は……」 ガミガミと説教した後、宗介は、恋を呪文で子狐の姿に戻してから、やっぱり首で摘むと、その日はリビングのケージに入れてしまった。