しゅーと私の体から空気がどんどん抜けていく錯覚すらした。
恥ずかしすぎて顔がものすごく熱い。
誤魔化そうにも、じっとふちが見つめてくるからできない。
「そ、それで理由は?」
「理由、?べつにたいした理由じゃないけど」
「いいから、はやく!」
ごくっと息をのむ。
ふちが私の髪の毛をくるくるといじりながら考え込んでいる。
って、なんで私の髪の毛触ってるんデスカ??
ばっとふちの手から私の髪の毛を取り戻す。
「何か一言声をかけて!?」
「はいはい、ごめんなさい」
「じゃあ、理由をはやく言って!」
「ふぅ……わかったよ」
「素直でよろしい」
「では、なぜこのような事態に陥ったか"千聖さん"教えていただきますか?」
私はリポーターになりきった感じでそう言ってみた。

