ガチャ__。
お父さんがようやく電話に出たようだ。
ナイスタイミングー!!
って、ちがうちがう!!よくない!!
それを声にだそうとしても、ふちに熱い瞳で見られる。
そんな目で見ないでええ……?
私はすっかり萎縮してしまい、とうとう反抗する気すらなくなった。
なので、おとなしくふちとお父さんの会話を聞くことにした。
『ごめんね千聖。なかなか出れなくて。というより、なんのようー?もしかして、夢恋ちゃんが見つかったとか、、!??』
「いえいえ。お忙しいところ失礼いたします。ちょっと僕からある提案がありまして、、」
『提案?』
なんだろう?
いったい、どんな提案が、、
もしかして、私のことを捕まえたらお金をくれー!とか??
「はい、それはお嬢様が別の場所で住んではどうかと、」
『別の場所で???』
ふぇ??
私も理解できず、ふちのその先の言葉を待つ。

