「嫌い。。。」
私の小さな呟きが嫌なほど部屋に響く。
部屋の温度が一気に下がった気がした。
「え、、、?」
お父さんは聞き間違いかと思ったのかまた聞き返してきた。
その行動が私の頭にきたのだろう。
私ははっきりとお父さんに告げてしまった。
「お父さんなんて嫌い……!!」
それだけではまだ物足りなかったようだ。
「大っ嫌い!!大っ嫌い!!もう知らないんだから!!」
ものすごく口が重く、苦い。
なんだ、これ。
これが罪悪感というものか。
お父さんの絶望した今にも気絶しそうな顔を見ると、余計に苦く感じる。
胃がものすごくキリキリと痛む。
私は、これ以上の空気に耐え切れず、お父さんに背を向けてドアへと走っていった。
「ちょ、、、待って。。」
背中の方から聞こえるお父さんの声は私の耳には届かなかったようだ。
だってもう部屋を出ていたから。

