ぼふんっ……
ベッドに思いっきり飛び込む。
お風呂上がりで髪が少し濡れている。
「あ~あ、、私これからどうなっちゃうんだろ。」
次のドラマのオファーとか来てるし、
今、教育番組でレギュラーとかとってるし。。
今更、急に芸能人辞めます!なんて、できるわけがない。
お父さんはそういうのもふまえた上であれを言ったのかな?
だとしたら、、もっと考えてください。
私は鏡に映る自分を見る。
自慢の母譲りの淡いピンク色のさらさらしたロングヘア。
目はパチッとした二重。
まあ、そこそこ顔は整っている方だとは思う。
学校の親友の浅羽美香は
『きゃぁぁあああー!!! 夢恋は今日もかわいすぎ♡』
なんて、学校に行ったら毎日こんな感じのこと言ってくれる。
でも、そこまでかわいくはないぞ、私?
私の学校は芸能人専門学校だから周りにはかわいい人がわんさかいるのだから。
もちろん、有名な歌手とか配信者とか役者さんとか大勢いる。
それに、私はお父さんから
『このウィッグとカラコンをつけていってね?絶対だよ?』
と言われて、黒いショートぐらいの長さのウィッグと、黒色のカラコンをつけて学校にいってる。
みんな、髪の色が茶色とかそういう色の中、唯一私だけ黒髪で逆に目立っている。
かわいすぎるからつけなさいと言われているが、別に周りの子たちの方がかわいいから無くてもよいのでは?と思ってる。
まあ、バレたら色々とめんどくさそうだから私は不本意ながらもそうしている。
せっかくこんなにきれいなピンク色の髪なのに、それを隠せだなんて、、、

