最強愛され総長様

「さっきと、全然変わってないけど..........。まあ、いいか。それより、名前はどうするの?」
「そうですね.........。神柴 理央 (かみしば りお)でお願いします。」
「俺の苗字かよ。まあ、良いけど.........。んじゃ、担任呼ぶから少し待ってろ。」

<暁先生、暁先生。10秒以内に校長室に来てください。出来なかった場合は減給します。>

「り、理不尽過ぎませんか?さすがに、10秒以内は無理ですよ。」
「まあ、見てなって。5、4、3、2、い「こらぁ!また、そんな、呼び方しやがって........!五階からは本当にキツイんだぞ!?」ね?大丈夫だったでしょ?」
「大丈夫なようには見えませんよ?」
「ハァハァ。そ、それで、叶愛が、編入、して、来たって、聞いたが..........?」
「私ですが........?」
「あ〜、まだ、やってんのか。お前も大変だな。」
「..........あ、康太(こうた)ですか?久しぶりですね。」

彼は京の幼馴染兼親友の暁 康太 (あかつき こうた)。
金髪に赤色の瞳をした美青年。

「お、おぉ。今、思い出したんだな.........。」
「はい。最近は会っていませんでしたからね。それにしても、前よりカッコよくなりましたか?全然、気づきませんでした。」
「お、おぉ!そ、そうか?」
「えー?そうか?ていうか、俺は?」
「お父様に似ています。」
「そうだろうな。」
「ですが、カッコいいと思いますよ。」
「え?そう?なら、良いや。それじゃあ、そろそろ授業始まるから暁案内してやれ。」
「お前なぁ?どうせ、暇でゲームしてんだろ?なら、お前が案内しろよ。まあ、今回は譲らないがな。」
「そうすれば良かったわ。」
「良いから行きますよ。京、また遊びに来ますね。それでは、失礼しました。」
「おー。頑張〜!」

相変わらずやる気がなさそうですね。
まあ、だからこそ面白いのですが..........。

「そんじゃあ、叶愛はSクラスだな。」
「そうですか。それから、私は神柴理央ですから気をつけてくださいね。」
「了解。それで、Sクラスは一言で言ったらヤバい奴らの集まりなんだよ。」
「ヤバい奴らとは?」
「人数は少ないが全員が何かの天才でおまけに容姿端麗で問題児な奴ら。」
「そうなのですね。私のせいで全員が容姿端麗ではなくなってしまいますね。申し訳ないですね。」
「別にメガネ取ったらアイツらより容姿整ってるけどな。」
「何か言いましたか?」
「いや、何も?んで、教室はここだ。じゃあ、呼んだら入って来てくれ。」
「分かりました。」

康太が教室に入ると喋っていた人たちが全員黙ってしまいました。
きっと、最初にやらかしたのでしょうね。

康太らしいですが生徒と仲良くした方が良いと思いますが..........。

「そんじゃあ、編入生を紹介する。入って来てくれ。」

私が教室に入るとみんなの視線が私に向いた。
私を見た人は大半が侮蔑、残りは警戒と言った視線で見られています。

私は何かしたのでしょうか?
侮蔑の方はこの格好のせいでしょうが警戒とはどういう事でしょう?