鏡花は固く目を瞑り、鏡花と契約をしている青行燈の名前を呼ぶ。
刹那、鏡花を襲っていた妖怪の姿が闇に飲まれて消えた。
青行燈は、対象の人物を暗闇の中に閉じ込めることが出来る。中では恐ろしいことが起きているらしいが、何が起きているのかは鏡花自身も分からなかった。
青行燈と鏡花が出会ったのは、5歳の頃だった。
強い霊媒体質のせいで、周りの人から突き放され、さらには悪影響を与えてしまい、幼いながらに人と関わることを恐れるようになった鏡花は、家に流れ着いた青行燈を助けた。
それ以来青行燈と契約し、青行燈の力が使えるようになった。
そのことを知った美琴が、鏡花を妖怪お悩み解決隊に誘い、今に至る。
妖怪お悩み解決隊のメンバーは、強い霊媒体質を持つ鏡花にも普段通り接してくれるため、鏡花にとってこの場所が好きなのだ。
「……青藍さん、大丈夫!?」
美琴が、鏡花に近づく。目を開けた鏡花は「はい」と頷いた。
「――縛!」
その時だった。そんな声とともに、がしゃどくろは光の鎖で拘束される。
「……妖狐さん!」
塀の上に着地したのは、依頼人の妖狐だった。
「皆さん、遅れました。この妖術も長くは持たないので、今のうちに」
妖狐の言葉に、勇輝は「おう」と返事をすると拳でがしゃどくろを殴る。ヒビの入る音がした。
刹那、鏡花を襲っていた妖怪の姿が闇に飲まれて消えた。
青行燈は、対象の人物を暗闇の中に閉じ込めることが出来る。中では恐ろしいことが起きているらしいが、何が起きているのかは鏡花自身も分からなかった。
青行燈と鏡花が出会ったのは、5歳の頃だった。
強い霊媒体質のせいで、周りの人から突き放され、さらには悪影響を与えてしまい、幼いながらに人と関わることを恐れるようになった鏡花は、家に流れ着いた青行燈を助けた。
それ以来青行燈と契約し、青行燈の力が使えるようになった。
そのことを知った美琴が、鏡花を妖怪お悩み解決隊に誘い、今に至る。
妖怪お悩み解決隊のメンバーは、強い霊媒体質を持つ鏡花にも普段通り接してくれるため、鏡花にとってこの場所が好きなのだ。
「……青藍さん、大丈夫!?」
美琴が、鏡花に近づく。目を開けた鏡花は「はい」と頷いた。
「――縛!」
その時だった。そんな声とともに、がしゃどくろは光の鎖で拘束される。
「……妖狐さん!」
塀の上に着地したのは、依頼人の妖狐だった。
「皆さん、遅れました。この妖術も長くは持たないので、今のうちに」
妖狐の言葉に、勇輝は「おう」と返事をすると拳でがしゃどくろを殴る。ヒビの入る音がした。



