5年0組妖怪お悩み解決隊!

「……烏天狗」

秀斗が妖怪の名前を呼ぶと、秀斗の背中に巨大なカラスの羽が生える。

秀斗は烏天狗と契約をしており、風を操ることが出来るのだ。

秀斗が手を上げると、ぶわりと風が吹いた。

がしゃどくろの後ろから様々な妖怪たちが出てくる。全員、がしゃどくろとともに悪さをしている妖怪で、妖怪お悩み解決隊に向かって飛びかかった。

次に、ましろが「雪女、力を貸して」と言う。

ましろが白い息を妖怪に吹きかけると、妖怪は凍っていった。

雪女と契約をしたましろは、雪と氷を操ることが出来る。

「……よし。俺も行くか。鬼よ!」

勇輝が名を呼べば、勇輝の頭にツノが生え、牙が生えた。

勇輝は鬼と契約をしており、怪力になりスピードも桁違いに早くなるが、ツノと牙が生えてしまうのだ。

(……あぁ、鬼の姿の勇輝くん……憧れるなぁ。独り占めしたい)

その姿を見て、司は笑みを浮かべる。

司は、未来を予知する能力しか使えないために戦闘には参加出来ない。鏡花もまた、怖がりなため戦闘に参加することはほとんどなかった。

ましろ、秀斗、勇輝の3人は、恐れることなく妖怪たちを倒していく。

その3人の攻撃を避けた数体の妖怪が、鏡花へと襲いかかった。

「……青行燈!!」