鏡花も机の上に水色のランドセルを置くと、椅子に座る。
「失礼。ここが、5年0組の教室かな?」
教室の隅に置かれた掃除用具入れのドアが開き、1人の男性が姿を現した。和服に身を包んだ男性には、獣耳と大きな尻尾が生えており、彼が妖怪なのだと一発で分かった。
この教室の掃除用具入れの扉は、妖怪の住む世界へと繋がっている。
他にも世界の各地に世界を繋ぐ扉があるが、悩みのある妖怪は5年0組に繋がる扉をくぐって、この世界へとやって来る。
「……妖狐か」
その姿を見た司が、呟く。司は、メンヘラだがクラスの中で1番頭がよく、妖怪にも詳しい。
「その通り。実は、人間の君たちに折り入って相談がある」
その言葉に、勇輝は妖狐に椅子に座るように促した。
妖狐は椅子に座ると、話し出す。
妖怪世界で封印されていたはずのがしゃどくろが、人間世界へと逃げていったという。
「がしゃどくろ?」
鏡花が首を傾げると、司は説明を始めた。
がしゃどくろとは、埋葬されなかった死者たちの骸骨や怨念が集まった巨大な骸骨型の妖怪である。夜中に音を立てながら徘徊し、人間を襲うそうだ。
「……」
司の説明を聞き、鏡花は顔を真っ青にさせる。その時、ドアが開いて美琴が入ってきた。美琴にも、がしゃどくろの話をする。
「失礼。ここが、5年0組の教室かな?」
教室の隅に置かれた掃除用具入れのドアが開き、1人の男性が姿を現した。和服に身を包んだ男性には、獣耳と大きな尻尾が生えており、彼が妖怪なのだと一発で分かった。
この教室の掃除用具入れの扉は、妖怪の住む世界へと繋がっている。
他にも世界の各地に世界を繋ぐ扉があるが、悩みのある妖怪は5年0組に繋がる扉をくぐって、この世界へとやって来る。
「……妖狐か」
その姿を見た司が、呟く。司は、メンヘラだがクラスの中で1番頭がよく、妖怪にも詳しい。
「その通り。実は、人間の君たちに折り入って相談がある」
その言葉に、勇輝は妖狐に椅子に座るように促した。
妖狐は椅子に座ると、話し出す。
妖怪世界で封印されていたはずのがしゃどくろが、人間世界へと逃げていったという。
「がしゃどくろ?」
鏡花が首を傾げると、司は説明を始めた。
がしゃどくろとは、埋葬されなかった死者たちの骸骨や怨念が集まった巨大な骸骨型の妖怪である。夜中に音を立てながら徘徊し、人間を襲うそうだ。
「……」
司の説明を聞き、鏡花は顔を真っ青にさせる。その時、ドアが開いて美琴が入ってきた。美琴にも、がしゃどくろの話をする。



