「先生、さようなら!」
「はい、さようなら~!また明日ね~!」
生徒たちは色んな色のランドセルを背負い、担任である由良美琴(ゆらみこと)に元気に挨拶をすると教室を出て行った。放課後である。
××小学校5年1組に所属する青藍鏡花(せいらんきょうか)も、その生徒たちの流れに乗るように教室を出た。
「鏡花!0組行こうぜ!」
廊下を歩いてとある場所を目指していると、ポン、と鏡花の肩に手が置かれる。
鏡花が小さく悲鳴を上げて声がした方を見れば、そこには同じクラスの鬼頭勇輝(きとうゆうき)が、元気いっぱいの笑顔を浮かべて立っていた。
「勇輝くん……今から向かうところだよ」
2人が今から向かうのは、誰も近づかない旧校舎にある5年0組である。
5年0組は妖怪の住まう世界と繋がっており、度々妖怪がやって来る。そして、鏡花たちはそこで妖怪の悩みを聞くのだ。
半年前、鏡花は妖怪と契約した者たちで結成された「妖怪お悩み解決隊」に入った。それ以来、毎日のように放課後になると5年0組へと行っている。
5年0組の教室に着き、勇輝は古い教室のドアを開いた。
「お!もう皆来てたのか」
勇輝と鏡花は、教室に入るとドアを閉める。立て付けが悪く、ガタガタと音を立てて扉は閉まった。
「勇輝くん、さっきぶりだね」
「はい、さようなら~!また明日ね~!」
生徒たちは色んな色のランドセルを背負い、担任である由良美琴(ゆらみこと)に元気に挨拶をすると教室を出て行った。放課後である。
××小学校5年1組に所属する青藍鏡花(せいらんきょうか)も、その生徒たちの流れに乗るように教室を出た。
「鏡花!0組行こうぜ!」
廊下を歩いてとある場所を目指していると、ポン、と鏡花の肩に手が置かれる。
鏡花が小さく悲鳴を上げて声がした方を見れば、そこには同じクラスの鬼頭勇輝(きとうゆうき)が、元気いっぱいの笑顔を浮かべて立っていた。
「勇輝くん……今から向かうところだよ」
2人が今から向かうのは、誰も近づかない旧校舎にある5年0組である。
5年0組は妖怪の住まう世界と繋がっており、度々妖怪がやって来る。そして、鏡花たちはそこで妖怪の悩みを聞くのだ。
半年前、鏡花は妖怪と契約した者たちで結成された「妖怪お悩み解決隊」に入った。それ以来、毎日のように放課後になると5年0組へと行っている。
5年0組の教室に着き、勇輝は古い教室のドアを開いた。
「お!もう皆来てたのか」
勇輝と鏡花は、教室に入るとドアを閉める。立て付けが悪く、ガタガタと音を立てて扉は閉まった。
「勇輝くん、さっきぶりだね」



