美少女総長様

ん.........?
朝.........?
なんか、足元が少しだけ重いような..........?

「颯太........。寝てる.........?」

ふふ、寝顔は子供みたいにかわいい。
颯太って、普段は大人っぽいから余計に寝顔がかわいく思えちゃうな。

「ふふ、かわいい。あ、髪凄いサラサラしてる。髪、伸ばしたら女の子っぽいかも?女装似合いそう........。蒼にも試してみたいかも...........!蒼は絶対にかわいい。颯太は綺麗なお姉さんになりそう。」
「理桜..........。」
「ふふ、寝言言ってる。私はここにいますよ?」
「もふもふ、してる。」

え?私はぬいぐるみか何かに思われていたの.........?
ショックで固まっていると急に颯太が抱きしめて来た。

「え?そ、颯太.........!は、離して..........!つ、強すぎる..........!私にも力があればな..........。ひやぁ!そ、颯太ね、寝てないで起きてください!な、何で寝ながら胸を触れるのですか!?」
「ん、理桜...........!」
「そ、颯太..........!お、起きてください!颯太の寝起きはこんなにも悪いのですか?こ、ここは、亮太に連絡して助け出してもらいましょう。」

一応、連絡しましたが早く来てほしいです。
颯太が抱きしめて動けませんし...........。

「颯太、起きてください。わ、私は学校に行く準備をしなければなりませんので起きてください。」
「総長!どうかしたのか!?」
「あ、開いてるので入って来てください!」
「総長、大丈夫か..........?っ、このバカ弟が!何してんだよ!?」
「ふぅ、た、助かりました。颯太がなかなか離して来れなくて...........!颯太って、寝起き悪いのですね。」
「そうなんだよな。俺も起こすのに苦労したんだよな。」
「颯太はどうしましょう?」
「とりあえず、放っておく。」
「え!?よ、良いのでしょうか?」
「良いの、良いの。」

私と亮太が話しをしていると外から騒がしい声が聞こえて来た。

「亮太〜?何処〜?」
「え?あ、蒼!?な、何故、ここに.........!?」
「うわ、マジか..........。多分、俺が急いでるところを見て着いて来たのかも..........!」
「ど、どうしましょう?わ、私、まだ着替えていません!」
「あ〜、ヤバイな。ここ、隠れるところないし。」
「あ、ここかも!」
「おい、勝手に入るな!人の部屋だぞ!?」
「もう、良いんだよ〜!あ、亮太見つけた〜!.........って、え.........?」
「こ、これは一体..........!?」
「お、女の子がいる!?あれ?でも、あの子八重桜理桜ちゃんじゃない?」
「た、確かにそうだが........。何故、颯太と亮太が八重桜理桜の部屋にいるんだ?」
「ど、どうしましょう?聖夜はいないみたいですし..........。」
「今は颯太が寝ている時で助かったな。アイツ、寝ぼけてる時口軽くなるからな。」
「そ、颯太、今は起きないでください..........!」
「もう、とにかく颯太起こしてここを離れようよ〜!」
「そうだな。後で亮太と颯太に事情を聞くとしよう。」
「ど、どうしましょう?私、終わったかもしれません...........!」
「お、落ち着いて!まだ、颯太が入らない事を言った訳ではないから!」
「颯太〜!起きてよ〜?もう、朝だよ〜?」
「ん、..........あ、れ?寝てた?.........総長は?」
「は?........寝ぼけてるのか?ここは、八重桜理桜さんの部屋だぞ?」
「良かった。総長の部屋であってた。眠いからベッド借りるね、総長。」

..........そ、颯太〜!?
お、思いっきり言っちゃったよ!?
りょ、亮太〜!

「総長.........?」
「八重桜理桜が総長...........?」
「え、えっと、その..........とりあえず座りませんか?」

とは言ったものの.........どう話せば良いのかな?
ど、どうしよう?

「ほ、本当に総長、なの?」
「え、えっと、はい。」
「そうか.........。総長が女だったとは..........!」
「でも、納得かな〜。総長、強いのに力は弱いもん〜。」
「お、女の子の平均以下の力で悪かったですね!」
「え?そ、そんなに、力弱いの?」
「し、仕方ないです!運動とか苦手、ですし.........。」
「えぇ?あんなに、動けるのに〜?」
「ち、力がないので。鉄棒とかも、出来なくて.........!」
「総長は力は雑魚なのだな。」
「そ、そんなはっきり言わなくても...........!」

もう、みんなして酷い!
私は力がなくても強いのに..........!