「以上です」 ボーとしていたら、いつも間にか終わったらしい。 「は、原くん」 「何」 ご満悦の様子。 「私、そんなにお金ないよ」 小声になる。 何か怖い。 「言ったろ。俺の留学祝いだって」 留学祝い? 「バイトのお金しかないけれどもさ」 少し照れる原くん。