あれから、私の噂が大学中に広まった。 大内 夜鶴は留学するらしい。 え。留学?あの子そんなに頭良かったの? キャハハ。頭の善し悪しなんて関係ない。お金だよ。金。 違うよ。気に入られたんじゃないの? うわ~。運が良くて羨ましいね。 妬ましさ。 そんな声が日常茶飯事。 もう、大学行きたくなくなった。 そんな気持ちはずっと続いている。 それでも、凛がいるから通っている。 「あんな声、気にしないのよ。人の噂も75日って言うしね」