わたしの宝物

吸い寄せられるように


飛沫となった風に


ミニスカートが揺れ、


「キャッ……」


瞬間、トランペットを吹いてた子の顔貌が


朧になり、霞む。


初対面の筈なのに、


懐かしい思い出が引き出しの中から出てきた


ようだった。