恐怖探偵団と死神運動会

「みんなが死神を倒しやすいように止めてほしいわ」

蜘蛛がまた動き出す。麗奈は銃を構えた。

亮太は雷を落とし、それと同時に引き金を引いている。蕾は身体能力が向上している状態のため、映画のようなアクロバティックな動きで死神を次々撃ち抜く。翼は音楽で死神の足を止め、隙をついている。

優斗は死神を拘束してから引き金を引き、日向は死神に触れられそうな人を異空間に逃しつつ戦う。鞠は動物霊に死神を足止めさせ、桜は植物で死神を拘束していく。

みずきたち大人も負けていない。みずきは二丁の銃を使い、夜々は鞭を振り回し、計はロケットランチャーを放つ。傑は死神のような大きな鎌を振り回していた。

大勢いた死神は、一体また一体と消えていく。時間が止まる前とは違い、今度は確実に死神の数を減らすことができていた。

(残すは十体くらいとボス死神だけね)

あと少しで戦いは終わる。そう麗奈たちは思っていた。しかし、ボス死神が怒りで体を震わせる。