潤くんが、テーブルの向こうでくすくす笑っている。
そんなに笑うところじゃないと思うんだけど。
一応、真剣に悩んだことだってあったんだけどな。
でも、今日会った最初の頃よりも表情が柔らかくなっていて、こちらも嬉しくなってきた。
「うふふふ」
コーヒーカップを両手で包み込み、なんだか笑いが止まらない。
高校時代に戻った気分。
にこにこ笑っていると思った潤くんが再び真顔になった。
ぐいっとこちらに顔を寄せてくる。
「急な話だとは思うんだけど」
少し間が空き、こちらの表情の変化を伺う。
「お試しでも良いから、俺と付き合って欲しいんだ。」
潤くんが、じっと私の目を見る。
「ん?お試し?付き合う?どこに?」
ほろ酔いの頭で、うんうん、いーよー、でも、何??
今の流れでなにかあったかしら?とくるくると脳内でのんきに反芻していた。
そんな私を潤くんがにっこり微笑みながら見守っている。
再び潤くんの真剣な眼差しを受け止める。
「俺と付き合って欲しい。
実は、今日の集まり、俺が他の2人に頼んだんだ。
どうしても優子ちゃんのことが諦めきれなくて。
俺のこと、そういう対象として見られる?」
ん?ん?
へ?へ?
え?え?ええ?
「付き合う?」心底びっくりして、思わず声に出してしまった。
え、付き合うって、男女としてってことだよね。
どうしたいいかわからず、かたまってしまった。
「おれの言ってることは伝わっているよね。
鈍い優子ちゃんでも、わかる?」
少しいたずらっ子な表情になって潤くんが微笑む。
「もう!伝わってるってば!びっくりしてるの!」がくがくと大きくうなずく。
少しの間、2人で目を合わせ、ぷぷっと噴き出して笑った。
「でも、私、高校生の時のままじゃないよ?たぶん、いや、絶対。
潤くんが思っている私じゃないかもしれないよ?」
「そんなの俺も一緒だよ。
でも、今日逢って、やっぱり優子ちゃんが良いって思ったんだ。
今日は優子ちゃんに逢いたくて来たの。
もし優子ちゃんが優子ちゃんのままで、優子ちゃんがシングルだったら言おうと思ってた。
逢って、確信したんだよ。
おれは優子ちゃんがいい。」
気が付くと、潤くんの顔がさらに近い。
視界が潤くんでいっぱいになった。
いや、物理的に近いんじゃない。
私の視界には、もう潤くんしか映らなくなってしまったのかと思うほど、景色が潤くん一色になった。
そんなに笑うところじゃないと思うんだけど。
一応、真剣に悩んだことだってあったんだけどな。
でも、今日会った最初の頃よりも表情が柔らかくなっていて、こちらも嬉しくなってきた。
「うふふふ」
コーヒーカップを両手で包み込み、なんだか笑いが止まらない。
高校時代に戻った気分。
にこにこ笑っていると思った潤くんが再び真顔になった。
ぐいっとこちらに顔を寄せてくる。
「急な話だとは思うんだけど」
少し間が空き、こちらの表情の変化を伺う。
「お試しでも良いから、俺と付き合って欲しいんだ。」
潤くんが、じっと私の目を見る。
「ん?お試し?付き合う?どこに?」
ほろ酔いの頭で、うんうん、いーよー、でも、何??
今の流れでなにかあったかしら?とくるくると脳内でのんきに反芻していた。
そんな私を潤くんがにっこり微笑みながら見守っている。
再び潤くんの真剣な眼差しを受け止める。
「俺と付き合って欲しい。
実は、今日の集まり、俺が他の2人に頼んだんだ。
どうしても優子ちゃんのことが諦めきれなくて。
俺のこと、そういう対象として見られる?」
ん?ん?
へ?へ?
え?え?ええ?
「付き合う?」心底びっくりして、思わず声に出してしまった。
え、付き合うって、男女としてってことだよね。
どうしたいいかわからず、かたまってしまった。
「おれの言ってることは伝わっているよね。
鈍い優子ちゃんでも、わかる?」
少しいたずらっ子な表情になって潤くんが微笑む。
「もう!伝わってるってば!びっくりしてるの!」がくがくと大きくうなずく。
少しの間、2人で目を合わせ、ぷぷっと噴き出して笑った。
「でも、私、高校生の時のままじゃないよ?たぶん、いや、絶対。
潤くんが思っている私じゃないかもしれないよ?」
「そんなの俺も一緒だよ。
でも、今日逢って、やっぱり優子ちゃんが良いって思ったんだ。
今日は優子ちゃんに逢いたくて来たの。
もし優子ちゃんが優子ちゃんのままで、優子ちゃんがシングルだったら言おうと思ってた。
逢って、確信したんだよ。
おれは優子ちゃんがいい。」
気が付くと、潤くんの顔がさらに近い。
視界が潤くんでいっぱいになった。
いや、物理的に近いんじゃない。
私の視界には、もう潤くんしか映らなくなってしまったのかと思うほど、景色が潤くん一色になった。

