海に透き通る雨と海月

「ねぇ隣りに座ってもい〜い?」

「どうぞ」

よしよししゃべれた!

そして男の子はゆっくりテトラポットに座った

それにこの男の子、私と同じ学校の制服を着ている。

通ったのは最初だけだったけれど、見覚えがある。……同い年かな?

私は、入学式と1週間授業を聞くのに精一杯だったから、クラスの人の顔を覚えられなかったな。

彼はブレザーは着ていないけれど、クリーム色のダボッとしたカーディガンに黒のスラックス。
白いワイシャツに、ネクタイはワインレッドに白で縁取られた紺色のストライプ。
耳にはピアス。顔は色白で、瞳は海みたいな青色をしていて眠たげな目元。

にゃはっとした締まりのない表情、そして中性的な顔。

全体的に線の細い身体をしていて、どこか儚げできれいな顔立ちをしている。

髪は黒で、髪型は多分マッシュベースのウルフかな?

あ、この人もほかの人達と違う瞳を持ってる。

きっと能力を持っているんだな。

「ふふっ、その傘素敵だねぇ」

なんか笑った顔が無邪気でふわふわしててかわいい

「ありがとうございます?」

なんかこの子不思議と警戒心がわかないんだよなぁいつもの私なら人間不信に陥ってるはずなのに
そういえば名前聞いてないなぁ聞いてしまおうか!うーんけど急に聞いたら変かなぁ

「ねぇ君名前なんて言うのぉ?」

おぉ私は聞こうか聞かまいか迷ってたのに

「私は水橋 海璃 (みずはし かいり)です。」

「僕は汐音 透 (しおね とおる)よろしくねぇ」

「よろしくお願いします?」