青春日記。

「………その可能性もあるんじゃない?というか、さっき閉めた人に声届かなかったのかな」


「あのかがりの声届かんとかさ、あ!あった!」


九条が叫ぶ。


「ペン?」


「そ!マジで良かったあー」


その会話を聞き、私はガバッと起きあがった。


「ペンあったん?どこだった?」


私が聞くと、九条は「そこ」と、私の乗っているマットの台車の下を指さした。


「そんなとこ?良かったね見つかって」


「それはそうだけど、………俺ら出れんぞ」


九条が真剣な顔で言う。


「あーだよね。さっきの叫んだの聞こえんってまじか」


私はそう言い、再びマットの上に寝転がった。


「コイツなんでこの状況で寝れんだよ」


「それは本当に思う」


九条の言葉に、塩見が同調している。