『もう、好きじゃないことにした』

「……蓮」

「なに?」

「ちょっと恥ずかしい」

「俺は嬉しいけど」

「……なんで?」

「莉央がここにいるから」

蓮は当たり前のように言った。

「もう我慢しないから…覚悟してね?」


⸻



それからだった。

蓮の溺愛が、少しずつ本性を現し始めたのは。

朝。

『おはよう』

『ちゃんと寝れた?』

『朝ごはん食べた?』

昼。

『今休憩』

『莉央は?』

『無理してない?』

夜。

『仕事終わった!』

『家にいる?連絡して』

『声聞きたい』

最初は嬉しかった。