学校から健の家は、歩いて十分程度の所だったが
夕飯の買い物をするため車に乗っていた。


買い物を済ませ、私達は健の部屋へと向かっていた。


買う品物は私が決めた。

祖父母に育てられ、幼い頃から良く手伝いをしていて、炊事全般得意だった。

健に『以外』なんて言われてちょっと拗ねたけど
美味しい物作って驚かせてやるんだ。