霧を払ってくれたあなたは、きっと分かっている。

他の男子からは、活史くんに対して嫉妬の声や羨ましいと言っている声が聞こえてきた。

まぁ今日あんなイケメンと話せただけいいかな。

と思い教室から去ろうと椅子から立ち上がると…

「ちょっと待って霧美さん」

クラスの女子と喋っていた活史くんが、突然私に声をかけてきた。

周りのクラスメイトが大変驚いてこちらを凝視きており、
クラスが静まり返っていた。

「え?な、なに?」

「今日のお礼をさせてくれないかな?」

「えーと…お礼って言うのは?」

困惑しながらも何とかそのお礼の事を聞き返すと。

「帰りにどっかスイーツ店に寄って奢らせて欲しいんだけどいいかな?」

まさかのイケメンからのデートのお誘いだった。