「はい――ありがとうございます! 必ず二人を幸せにしますので!」
その言葉が、シモンヌと子供に罰を加えさせないためのアレッシェラからの贈り物だとわかったのだろう。もし、誰かがこの件で二人を罰しようとすれば、帝国に災厄が訪れる。
これでは、たとえ皇帝陛下だろうと、帝国民の誰であっても、ダリオ殿下たちに危害を加えることはできない。
「大聖女アレッシェラ様――なんとお礼を申し上げたらいいか――」
側にいたシモンヌも、また、はらはらと涙をこぼしている。けれども、今度は喜びの涙だ。静かに嬉しさをたたえながら、アレッシェラに感謝の瞳を向けている。
その顔に優しく微笑んだ。
「もう泣くな。母親は笑っていたほうが、おなかの子供によい」
「はいっ……!」
返事の間も、涙をまたこぼしながら、嬉しげにアレッシェラを見上げる。その顔に頷いた。
そして、ダリオ殿下に視線を戻す。
その言葉が、シモンヌと子供に罰を加えさせないためのアレッシェラからの贈り物だとわかったのだろう。もし、誰かがこの件で二人を罰しようとすれば、帝国に災厄が訪れる。
これでは、たとえ皇帝陛下だろうと、帝国民の誰であっても、ダリオ殿下たちに危害を加えることはできない。
「大聖女アレッシェラ様――なんとお礼を申し上げたらいいか――」
側にいたシモンヌも、また、はらはらと涙をこぼしている。けれども、今度は喜びの涙だ。静かに嬉しさをたたえながら、アレッシェラに感謝の瞳を向けている。
その顔に優しく微笑んだ。
「もう泣くな。母親は笑っていたほうが、おなかの子供によい」
「はいっ……!」
返事の間も、涙をまたこぼしながら、嬉しげにアレッシェラを見上げる。その顔に頷いた。
そして、ダリオ殿下に視線を戻す。
