「ほほう」
見回すと、こちらにもソ・レイジェラにはなかったものがいくつもある。
展示されているのは、グラフォーレで生み出された植物や鉱石、それにまつわる製品だ。植物は、押し花や枝が展示されていて、染料や薬効などどんな用途があるのか説明が添えられている。近くには、実際にそれを使用して作られた布や薬なども展示されているようだ。
「綺麗な色だな。これはどの植物を使って作ったのだ?」
アレッシェラが、並べられた布の中の一枚を手に取って尋ねる。
「ああ、それは虫の体液で染めたのです」
「虫……」
思わず隣にいるレナールを見つめた。そのアレッシェラの視線の前で、言った当人はにこにことしている。
(実にいい性格だ!)
見回すと、こちらにもソ・レイジェラにはなかったものがいくつもある。
展示されているのは、グラフォーレで生み出された植物や鉱石、それにまつわる製品だ。植物は、押し花や枝が展示されていて、染料や薬効などどんな用途があるのか説明が添えられている。近くには、実際にそれを使用して作られた布や薬なども展示されているようだ。
「綺麗な色だな。これはどの植物を使って作ったのだ?」
アレッシェラが、並べられた布の中の一枚を手に取って尋ねる。
「ああ、それは虫の体液で染めたのです」
「虫……」
思わず隣にいるレナールを見つめた。そのアレッシェラの視線の前で、言った当人はにこにことしている。
(実にいい性格だ!)
