「ルイサ!」
咄嗟に振り返り、手にした連珠を振る方向を変えた。パンと連珠が当たるのと同時に、黒かった塊は、バラバラの蝙蝠の姿になって、あたりに飛び散る。
「大丈夫か!?」
「ありがとうございます、アレッシェラ様」
「しかし、なぜこんな昼間に蝙蝠が……」
話す間にも、また何匹もの蝙蝠が襲いかかってきて、黒い翼を翻している。
「くっ――」
ルイサに近寄ろうとするのを連珠で弾き飛ばす。一撃、二撃と襲いかかる蝙蝠たちに、容赦なく当て霧散させていく。
だが、あまりにも数が多い。
反対側から迫ってきた蝙蝠たちに、ルイサの乗っていた鷲が反撃するため、大きく羽ばたいた。
「わっ」
ばさりと蝙蝠を払うために迫ってきた巨大な翼をよける術がない。もし翼を攻撃すれば、大きく反り返った鳥の背中からルイサが落ちてしまうだろう。
「くっ――」
だから、咄嗟に、アレッシェラは連珠を広げて羽の衝撃を受け止めた。とはいえ、連珠に込めた神力を鳥を傷つけない程度にしたので、アレッシェラを覆うほどの大きさがある翼の勢いを抑えきることができない。
「しまった!」
(連珠に最小限の力しかこめなかったから――)
翼の衝撃でアレッシェラの体のバランスが崩れた。そのまま、高い空から地上へと落ちていく。
咄嗟に振り返り、手にした連珠を振る方向を変えた。パンと連珠が当たるのと同時に、黒かった塊は、バラバラの蝙蝠の姿になって、あたりに飛び散る。
「大丈夫か!?」
「ありがとうございます、アレッシェラ様」
「しかし、なぜこんな昼間に蝙蝠が……」
話す間にも、また何匹もの蝙蝠が襲いかかってきて、黒い翼を翻している。
「くっ――」
ルイサに近寄ろうとするのを連珠で弾き飛ばす。一撃、二撃と襲いかかる蝙蝠たちに、容赦なく当て霧散させていく。
だが、あまりにも数が多い。
反対側から迫ってきた蝙蝠たちに、ルイサの乗っていた鷲が反撃するため、大きく羽ばたいた。
「わっ」
ばさりと蝙蝠を払うために迫ってきた巨大な翼をよける術がない。もし翼を攻撃すれば、大きく反り返った鳥の背中からルイサが落ちてしまうだろう。
「くっ――」
だから、咄嗟に、アレッシェラは連珠を広げて羽の衝撃を受け止めた。とはいえ、連珠に込めた神力を鳥を傷つけない程度にしたので、アレッシェラを覆うほどの大きさがある翼の勢いを抑えきることができない。
「しまった!」
(連珠に最小限の力しかこめなかったから――)
翼の衝撃でアレッシェラの体のバランスが崩れた。そのまま、高い空から地上へと落ちていく。
