「まあまあ! なんておめでたいこと!」
息子の不吉な予言がなくなっただけではない。同時に、ついに愛してくれる人が見つかったという喜びに、エディットの顔は輝いている。
「やっとレナールにも幸せにしてくれる人ができたのね!」
もちろん尋ねたモーリスの顔もだ。
「アレッシェラ様、本当にありがとうございます! 俺も応援した甲斐がありました!」
「うむ、モーリス殿の兄としての心配は、丁重に受け取ったぞ。安心して、弟御の身は任せてくれ」
「アレッシェラ様、それではレナール様が嫁入りみたいです」
後ろで、こそっとルイサが囁いている。
一緒にテーブルを囲んで座っていたガレオも、本当にこういう結末になるとは思わなかったのだろう。アレッシェラがレナールを選んだこと、そして同時に不吉な予言が消えたことを心から喜んでいる。
「では、もうレナールの勘当を続ける必要はないのですね?」
「ああ。これで、もうかけられていた闇魔法が、レナール様やその縁者を害することはない。安心して、一緒に暮らせる」
そう話せば、今まで喜んでいたエディットの目には、涙が浮かんできた。
「アレッシェラ様……なんと、お礼を申し上げたらいいのか……」
やっと我が子を取り戻せた――。子供の心を守るための形式だけの勘当だったとはいえ、それがどれだけエディットにとっては辛い選択だったのかが伝わってくる。
息子の不吉な予言がなくなっただけではない。同時に、ついに愛してくれる人が見つかったという喜びに、エディットの顔は輝いている。
「やっとレナールにも幸せにしてくれる人ができたのね!」
もちろん尋ねたモーリスの顔もだ。
「アレッシェラ様、本当にありがとうございます! 俺も応援した甲斐がありました!」
「うむ、モーリス殿の兄としての心配は、丁重に受け取ったぞ。安心して、弟御の身は任せてくれ」
「アレッシェラ様、それではレナール様が嫁入りみたいです」
後ろで、こそっとルイサが囁いている。
一緒にテーブルを囲んで座っていたガレオも、本当にこういう結末になるとは思わなかったのだろう。アレッシェラがレナールを選んだこと、そして同時に不吉な予言が消えたことを心から喜んでいる。
「では、もうレナールの勘当を続ける必要はないのですね?」
「ああ。これで、もうかけられていた闇魔法が、レナール様やその縁者を害することはない。安心して、一緒に暮らせる」
そう話せば、今まで喜んでいたエディットの目には、涙が浮かんできた。
「アレッシェラ様……なんと、お礼を申し上げたらいいのか……」
やっと我が子を取り戻せた――。子供の心を守るための形式だけの勘当だったとはいえ、それがどれだけエディットにとっては辛い選択だったのかが伝わってくる。
