恋する



スーツに着替え冠婚葬祭使用の品物で
出迎える。


カメラを持ちながら弟くんの様子が映り出される。


兄寄りの顔つきのパーツ。


微笑んで手を振ると気付いたのか、


頬を薄ピンクに染め、口が俄かに動いた。



「あ、に、き、め…?」


読唇術を持っていた私には読めた。


後ろにマドンナの存在があることに気づかず、


振り向いてカメラの確認してると、


「弟君格好いいね…?2人ともお似合いじゃない



…?」「え…!!」背後のマドンナに気付き、



「そ……かな?付き合うとか考えてないけど」


「由羅君の方が好きなんだ?どっち道結婚して


大事にされるのは若い弟君の方だと思うけどな」


シリアスキラー!?何さっきから!!


プライド高いのね!可愛い顔して!!